築古住宅の地震対策に最適な一条工務店の「耐震シェルター」を徹底解説！費用、メリット・デメリット、助成金制度、設置場所など、気になる情報を網羅。地震から家族を守るための賢い選択を。
つばめおはようございます。こんにちは。こんばんは。つばめです。
このブログでは、私が工務店営業担当時代には立場上言えなかった情報や本音をお伝えしています。
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本日は一条工務店の耐震シェルターについてお伝えしていきます！
一条施主さん既存住宅そのものに地震対策を施すには、構造躯体の大がかりな工事が必要じゃ？
と考えていませんか？
つばめ地震対策の一つ「耐震シェルター」は、既存住宅でも大地震に対する家の安全性を高めることが可能です。
「家は、性能。」のキャッチコピーで知られる一条工務店も耐震シェルターを開発・販売しており、耐震性能が不十分な築年数の古い住宅での地震対策として注目されています。
この記事では、一条工務店の耐震シェルターを検討されている方に向けて以下の内容を解説します。
- 一条工務店の耐震シェルターの概要
- 耐震シェルターの初期費用と補助金
- 耐震シェルターのメリット・デメリット
結論
「古い家屋で耐震性能が不安だが、多額の補強工事の費用が用意できない。」このようなお悩みに対し耐震シェルターは、地震対策としてとてもメリットのある選択肢です。
一条工務店は高性能住宅のノウハウを活かし、比較的安価な木造の耐震シェルターをつくることで、より多くの方が手の届く地震対策を提供しています。
つばめ一条工務店の木質耐震シェルターは既存家屋の耐震補強として非常におすすめです！
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一条工務店の耐震シェルターとは？
まずは一条工務店の「木質耐震シェルター」の概要と、耐震リフォームとの違いについて解説します。
耐震シェルターの概要
一条工務店の「木質耐震シェルター」は、既存の住まいに手を加えず、家が倒壊しても人命を守る空間をつくれます。耐震シェルターとは、1階の一角に頑丈な構造ユニットを設置し、地震による家の倒壊から安全に避難するスペースを確保できるものです。
木質耐震シェルターは部屋の中でパネルを組み立てて設置します。内部はシングルベッドが2台置ける広さがあり、日常生活においてシェルター内で過ごすのにも違和感のないクロス張りになっています。
一条工務店で家を建てていない方でも購入が可能です。一条工務店では「震災前に行う、震災ボランティア」として、命を守る社会貢献のため耐震シェルターを一般販売しています。
耐震リフォームとの違い
既存住宅の耐震リフォームをするのは難しく、施主の費用負担が大きくなりがちです。
古い住宅の場合は、新築時の図面が残っているケースがほとんどないため、どのように構造耐力が成立しているのかは実際に解体するまで把握しようがありません。
さらに、時間・費用どちらも新築並みかそれ以上にかかるケースもあり、耐震リフォームは現実的ではないのです。
つばめ多額の費用は払えないけれど、耐震性能に対して不安のある方へおすすめなのが、家全体ではなく、耐震シェルターにて住宅内の一部の空間だけを耐震化する選択です！
耐震シェルターは既存住宅の構造に触らず、別途完成した建造物なので、家全体の大がかりな工事は必要ありません。費用負担が少なく古い家屋の耐震補強が可能です。
耐震シェルターの仕様と性能
一条工務店の耐震シェルターはどんな仕様で、どのような性能を発揮するのか詳しく解説します。
耐震シェルターの仕様
木質耐震シェルターには「スタンダードシリーズ」と「ワイドシリーズ」があり、それぞれのシリーズにAタイプとBタイプが用意されています。Bタイプは天井高がAタイプより低く設計されており、設置する部屋の間取りや天井高に応じて4種類のサイズから選択が可能。
工場で製作したパネルを住宅内に運び、耐震シェルターを設置する4.5畳以上の部屋にて組み立てます。床の補強工事が必要な場合を除き、工期はわずか2日です。
耐震シェルターの設置場所
耐震シェルターの設置場所は以下の場所が考えられます。
- 家族が集まって寝ている「寝室」
- 家族が集まる「リビングに隣接した部屋」
大地震が起きたとき、瞬時に家族みんなが耐震シェルター内に入れる場所に設置するのが理想です。
また、夜間に地震が発生しても身を守れるように、シングルベッドが2つ並べられる広さを確保するなど、寝室への設置を想定した設計となっています。
つばめ耐震シェルターの設置場所は1階に限られるので要注意です！
地震発生時の性能
平成17年6月29日、東京大学大学院工学系研究科の坂本功教授の監修のもと、耐震シェルターの強度を確認するため、大地震を想定した実大実験を3つ実施しました。
破壊された建物はシェルターに覆い被さるように倒壊し、シェルターは倒壊家屋の荷重にも耐えた。
壁・屋根の合板の継ぎ目に内外ともにクロスのしわを確認。床の下地合板と屋根パネルの合板に浮き上がりが見られたが、それ以外の目立った損傷はなかった。
壁パネルの開口上あたりにクロスの亀裂が確認された。天井パネルにおいては、中央部を中心に天井下地合板の割れが見られた。しかし、シェルター内部の安全性は十分に保たれていた。
以上の実大実験において、耐震シェルター内の空間はまったく異常や危険がありませんでした。木質の耐震シェルターでも大地震の被害から人の命を守れることが立証されたのです。
導入に必要な費用
一条工務店の耐震シェルターを導入するには、どのくらい初期費用がかかるのか解説します。
販売価格
耐震シェルターの販売価格はいずれも施工費込みで次の金額になります。
| スタンダードシリーズ | 45万1,000円（税込） |
| ワイドシリーズ | 74万8,000円（税込） |
住宅の耐震補強により、なるべく多くの人命を守るため、一条工務店は一般的な耐震シェルターよりも安い価格に設定しています。安く供給することで、古い家屋の耐震補強の普及を進めているのです。
つばめボランティアと謳っているだけあって
良心的な値段設定ですね！
助成金制度
耐震シェルターの設置に対して助成金制度がある自治体が増えてきています。
助成金制度を利用すれば、工事費用の大部分を助成してもらえることも。助成金の額は自治体ごとに異なりますが、10～50万円の助成が受けられるケースがほとんどです。
助成金が出る自治体の助成額の一例は以下になります。
| 静岡市 | 設置費用の8割（最大25万円）の助成。 |
| 日進市（愛知県） | 1戸あたり最大30万円の助成。ただし、整備に要した経費が30万円を下回る場合、その額が助成金額になります。 |
| 磐田市（静岡県） | 高齢者世帯は最大25万円、その他世帯では20万円までの助成。 |
助成を受けられる条件は自治体によって異なり、申請には耐震診断の結果や見積書などの提出が必要です。
つばめ助成金制度の詳細については、お住まいの自治体の窓口に直接お問い合わせください。
耐震シェルターのメリット・デメリット
一条工務店の耐震シェルターを設置することによるメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
一条工務店の耐震シェルターを導入するメリットは以下のとおりです。
- コスパの良さ
- 短い工期
- 住宅に馴染みやすいデザイン
コスパの良さ
一条工務店の木質耐震シェルターは他社製品と比べて安価です。その理由は一条工務店が安価で提供するよう価格設定しているのもありますが、鉄骨造の耐震シェルターが多い中、木造であることも一つの要因です。
また助成金制度を利用すると、選んだシリーズと自治体の助成額によっては、耐震シェルターの設置費を全額助成金で賄えることも。
つばめ初期費用が安く設置しやすいのが、一条工務店の木質耐震シェルターの強みです！
短い工期
他社の耐震シェルターは２週間ほどかかるものもありますが、一条工務店の耐震シェルターは２日で施工が終わります。自社工場で生産したパネルを「あとは設置場所で組み立てるだけ」の状態で現場に搬入するからです。
工期が短いうえに在宅でも施工が可能なので、ホテルで一時生活するなどの仮住まいの必要がありません。
つばめ設置時の手間やストレスが少ないのは魅力的ですね！
住宅に馴染みやすいデザイン
木製のため住宅の内装と馴染みやすいデザインになっています。
日常生活で使いやすいクロス仕上げの内装なので、災害時の避難専用部屋としてだけでなく、日常使いの部屋としても活用が可能です。
デメリット
一条工務店の耐震シェルターを導入するデメリットは以下になります。
- 木造の安全性に不安に感じるかも
- 追加費用の発生するかも
- 日常生活が不便に感じるかも
木造の安全性に不安に感じるかも
耐震シェルターの多くは鉄骨造ですが、一条工務店の木質耐震シェルターはその名の通り木造。鉄骨造の耐震シェルターより強度が劣るように感じられ、本当に大地震から守ってくれるのか不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし前述の実大実験の結果によると、倒壊した家屋の荷重に対して十分に耐力があります。家が倒壊しても耐震シェルターだけは潰れず、中の空間を守ってくれるため、安心して耐震シェルターに人命を任せられるでしょう。
追加費用の発生するかも
先ほど施工費込みの耐震シェルターの価格をお伝えしましたが、追加の工事費が必要になる場合があります。
主な追加工事は、設置場所の床の補強が必要と判断されたり、トラックが建物付近まで進入できないとき別途運搬費用が発生したりするケース。
いざ設置するときに、思わぬ追加工事でコストが高くなる可能性があるのです。
つばめ見積もり段階で、最終の施工費はどのくらいになりそうなのか、しっかりと確認しておきましょう！
日常生活が不便に感じるかも
日常生活で使える仕様になっていますが、不便さを感じるかもしれません。
シェルターの出入口は、震災時に瓦礫でふさがれて開閉できなくなるおそれがあるため、枠のみを施工します。建具は取り付けず開口はそのままです。スタンダードシリーズには照明やコンセントが1ヶ所しか施工されないため、日常生活では電気系統が不足し不便になりがちです。
設置場所と、日常での耐震シェルターの使い方は充分にシミュレーションしておくのがおすすめです！
まとめ
「古い家屋で耐震性能が不安だが、多額の補強工事の費用が用意できない。」
このようなお悩みに対し耐震シェルターは、地震対策としてとてもメリットのある選択肢です。
一条工務店は高性能住宅のノウハウを活かし、比較的安価な木造の耐震シェルターをつくることで、より多くの方が手の届く地震対策を提供しています。
一条工務店の木質耐震シェルターは既存家屋の耐震補強として非常におすすめです！
つばめ一条工務店の木質耐震シェルターは既存家屋の耐震補強として非常におすすめです！
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その他も様々なリフォームを検討中の方なら『リフォーム一括見積もり』をとって、しっかりと値段を見比べてお願いしましょう！
タウンライフリフォームは、リフォームを効率的に進めたい方に最適なサービスです。
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