この記事では、建築条件付き土地のメリット・デメリット、外し方から費用まで徹底解説します。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。つばめです。
このブログでは、私が工務店営業担当時代には立場上言えなかった情報や本音をお伝えしています。
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・建築条件付き土地が何かがわかる
・建築条件付き土地のメリット・デメリットがわかる
・建築条件付き土地の外し方がわかる
結論
私の個人的な意見ですが、建築条件付き土地を買うのはおすすめしません。
建築条件付きの土地を悩んでいる方はぜひ最後まで見てから、判断してください。高いと何千万もする大きな買い物なので!
確認すべき理由
- 住宅メーカーの選択肢がないこと!
- 時間がタイトになりやすいこと!
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建築条件付き土地とは?
建築条件付き土地とは、一見すると魅力的な不動産取引形態ですが、一定の制約が伴います。それは、土地を購入する際に、特定の建築会社による建物建設が条件となっているケースです。言い換えると、土地と建物のパッケージ販売になります。
この取引形態が存在する主な理由は、建築業者が土地の開発と併せて建築事業を行うことで、一定の収益確保とリスク軽減を図るためです。しかし、消費者(購入者)にとっては、建築業者の選択肢が限定されるというデメリットがあります。
建築条件付き土地の売買は全国各地で見受けられ、土地取引の一部を占めています。たとえば、国土交通省の2019年度の土地取引報告によれば、建築条件付き土地の売買は全体の約20%を占めており、特に都市部ではその比率が高まる傾向にあります。
建築条件付き土地は、土地と建物の一体購入を希望する人にとっては便利で費用節約にもなる一方で、特定の建築業者に依存する形となるため、その特性と制約を理解した上で選択することが重要です。建築条件付き土地を選ぶ際には、自身のニーズやライフスタイルに合った建築業者かどうかを評価することが求められます。
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パッケージ販売?
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建築条件付き土地のデメリット
建築条件付き土地のデメリットは次の三つです。
- 選択肢が限られる
- 選べる時間が限られる
- 隠れコストがある
それぞれ詳しく解説します。
選択肢が限られる
建築条件付き土地の一つ目のデメリットは、選択肢の制限です。これは、土地の提供者が同時に建築業者となる特性から生じる問題です。つまり、土地を選ぶときに、土地を提供する業者と一緒に建築契約を結ばなければならないという制約があります。
通常、自分の理想の家を建てる際には、土地選びと建築業者選びを別々に行い、自由に業者を選択できます。しかし、建築条件付き土地の場合、土地の提供者が建築業者であるため、その業者で建てることが前提となります。
その結果、自分の希望する設計や建築スタイル、品質基準など業者が提供できない場合でも、他の業者を選ぶことができません。また、業者が提供する価格が市場価格より高くても、受け入れるしかありません。
建築条件付き土地は、便利さと割安さが魅力ですが、選択肢が限られるデメリットがあります。そのため、建築条件付き土地を選ぶ場合は、土地提供業者の建築スタイルや品質、価格などについて、十分にリサーチし、自分の理想と合致するかどうかを確認する必要があります。
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選べる時間が限られる
建築条件付き土地の二つ目のデメリットは、時間との戦いが避けられません。土地を購入することは、指定の建築会社と契約し、一定の期間内に建築プランを決定して家を建てることを意味します。これは一見すると、土地と家を一度に手に入れられる便利な選択肢に見えるかもしれません。しかし、実際には短期間で多くの決定を下さなければならないプロセスのため、かなりのストレスがかかります。
日本の建築業界のデータによると、一般的な家庭が自宅の建築プランを決定するために必要とする時間は数ヶ月から1年以上にも及びます。これは家のデザインを決定するだけでなく、様々な設備や仕様を選定する時間も含んでいます。
それに対して、建築条件付き土地の場合、契約から建築開始までの期間は、数ヶ月と非常に短いです。この短い期間内に家の全てを決定することは、家族全員の希望を満たすのが難しく、また予算内に収まるようにするのも困難となる場合があります。
- 建築条件付き土地の契約から建築開始までの期間: 数ヶ月
- 一般的な家庭の建築プラン決定期間: 数ヶ月~1年以上
建築条件付き住宅が打ち合わせがタイトなのがわかります。
以上の理由から、建築条件付き土地のデメリットは「時間」との闘いであると言えます。
建築プランを短期間で決定しなければならないプレッシャーは、最終的に満足度の低い家を建てる結果につながる可能性があります。また、決定を急ぐあまり、コストオーバーになるリスクもあります。これらを避けるためには、事前に具体的な家づくりのイメージを持つこと、適切な予算計画を立てることが重要です。
隠れコストがある
建築条件付き土地の三つ目のデメリットは、隠れコストの存在です。建築条件付き土地は土地購入と同時に指定の建築業者と契約するため、他の業者の見積もりを比較する機会が少なく、結果として適切な費用評価が難しくなります。
通常、家を建てる際には複数の建築業者から見積もりを取り、それぞれのコストとサービスを比較して最善の選択をします。しかし、建築条件付き土地では、そのプロセスがほぼ省略されます。日本の住宅情報サービスによると、見積もりを比較することにより、最大で30%のコスト削減が可能とされています。
また、建築条件付き土地では、最初に提示された費用以外にも追加費用が生じる可能性があります。たとえば、標準仕様からのアップグレード、外構工事費用、その他の付帯費用などが該当します。これらの費用は一見すると小さなものかもしれませんが、合計すると大きな額になります。
つまり、建築条件付き土地の購入には、見えないコストが隠れていることが分かります。見積もりの比較が難しく、最初に提示された費用以外にも追加費用が発生する可能性があるため、最終的な建築費用が予想以上に高くなる可能性があります。
建築条件付き土地を購入する際には、全体的なコストをよく理解し、可能な限り詳細な見積もりを要求することが重要です。
デメリットも結構あるのね!
そうなんだ!主なデメリットは
①住宅メーカーの選択肢がないこと!
②時間がタイトになりやすいこと!
③他業者と相見積もりができず、値引きがされにくいこと!
やはり、適正な料金で家を建てたい場合は、比較検討することが不可欠です。
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建築条件付き土地のメリット
建築条件付き土地のメリットは次の二つです。
- 購入価格が割安である
- 建築業者選びに時間がかからない
それぞれ詳しく解説します。
購入価格が割安である
建築条件付き土地の一つ目のメリットは、購入価格が割安であることです。これは、土地売主(多くの場合は建築業者)が土地の価格を抑えることで、購入者がその業者に建物の建設を依頼する意欲を高めるためです。
具体的な金額は地域や業者、土地の広さなどによりますが、一般的に建築条件付き土地は同じ地域の建築条件なしの土地に比べて価格が安くなる傾向にあります。その理由は、建築業者が土地開発段階で大量に土地を購入し、一括で建築を行うことでコストを抑えられるためです。
また、建築条件付き土地を利用することで、土地購入と家づくりの手続きを一度に進められるのも魅力の一つです。これにより、個別に土地を探し、建築会社を探す手間や時間を省くことが可能となります。
建築条件付き土地は、一般的に割安な価格で土地を手に入れることができ、手間を省いて家づくりを進められるというメリットがあります。しかし、選択できる建築業者が限られるため、業者の建築スタイルや品質、サービスに満足できるかどうかを十分に調査した上で選択することが重要です。
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建築業者選びに時間がかからない
建築条件付き土地の二つ目のメリットは、建築業者選びに時間がかからないことです。建築条件付き土地を選ぶと、土地の提供者が同時に建築業者となるため、建築会社を別途探す手間が省けます。
一般的に新築住宅を建てる際は、まず土地を探し、次に建築業者を選び、プランを作成するという流れとなります。それぞれのステップには多くの時間と労力がかかり、特に建築業者を選ぶ過程では、多くの企業から見積もりを取り、比較検討する必要があります。これには数週間から数ヶ月かかることも少なくありません。
しかし、建築条件付き土地では、土地を選ぶと同時に建築業者が決定します。それにより、建築業者選びにかかる時間を大幅に短縮できるのです。
建築条件付き土地を選ぶ大きなメリットは、建築業者選びに伴う時間と労力を節約できる点です。しかし、これは同時に建築業者の選択肢が限られるというデメリットでもあります。そのため、土地選びと同時に業者の信頼性や施工実績、対応力なども十分に確認し、自分が納得できる業者であることを確認する必要があります。
時間を節約できるメリットはあるけど
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建築条件付き土地の外し方と費用
建築条件付き土地の外し方と費用を解説します。
とても重要なところなので、しっかり確認してね!
建築条件付き土地の条件を外す方法
建築条件付き土地を購入すると、一般的には土地と同時にその土地の売主である建築会社と契約することが必須となります。しかし、理由があればその条件を外すことも可能です。それには、土地の売主である建築会社との交渉が必要となり、成功すれば自由に建築会社を選ぶことができます。
自由に建築会社を選べるということは、より自身のライフスタイルに合った家づくりに繋がります。建築条件の外し方は、2つの方法が存在します。
一つ目は、土地購入時に条件を外すための交渉を行うことです。
二つ目は、一度建築会社と契約した後、何らかの理由(例えば建築会社の倒産など)でその契約を解除し、別の建築会社と契約することです。
マイホームジャーナルの体験談を例に解説します。
ある家族は、建築条件付きの土地を気に入り、購入したいと考えました。また、別の建築会社と家づくりを進めたいとも考えていました。
この場合にどうするべきか。土地の売主である建築会社と交渉することが重要です。
建築会社と交渉し、建築条件を外すことを認めてもらえました。その結果、家族は自分たちの理想とする建築会社と契約し、満足のいく家づくりを実現できました。
建築条件付き土地を選んだ場合でも、条件を外すことで自由に建築会社を選ぶことが可能です。しかし、交渉が必要であり、必ずしも全ての場合で条件を外すことができるわけではありません。そのため、自分の理想の家づくりを進めるためには、土地選びから建築会社選びまで、各ステップで慎重に進めることが重要となります。
実際に建築条件を外された例は何件もあります。
私の知る限り、多いのは土地の価格が上乗せされ、
100万円以上多く支払う場合が多いです。
建築条件付き土地の費用
建築条件付き土地の外し方にかかる費用には注意点があります。
条件を外す際には通常、建築会社との交渉が必要であり、追加の費用が発生する可能性があります。
条件を外すための交渉には一定のスキルが必要であり、土地の売主である建築会社が条件外しを受け入れてくれるとは限りません。また、建築条件を外すために支払う必要がある追加費用は、一般的には数百万円にのぼることが多いとされています。
マイホームジャーナルの体験談を例に解説します。
ある家族は、建築条件付きの土地に惹かれて、土地の売主である建築会社と条件外しの交渉を行いました。しかし、その過程で予想以上の追加費用が発生し、結果的にはその費用を捻出できず、条件外しを断念する結果となりました。
建築条件付き土地の条件を外すことで自由に建築会社を選べるというメリットがありますが、交渉の難しさや追加費用の発生といったデメリットも存在します。自身の資金計画や、家づくりの理想と現実を見極めながら、最適な選択を行うことが求められます。
建築条件付き土地はやめたほうがいいの?
建築条件付き土地のメリットとデメリットから「やめた方がいいの?」について解説します。
- 理想の家選びを手放すならやめたほうがいい
- 建築費用の問題点
- 満足のいく建築会社選びができない
理想の家選びを手放すならやめたほうがいい
建築条件付き土地は、初期投資や手間を抑えられるというメリットがある一方で、自由な家選びを制限する可能性があります。これが、建築条件付き土地を選ぶべきではない理由です。
自由度の制限とは、具体的には家のデザインや間取り、使う素材、業者の選択など、多くの要素に影響を及ぼします。これらは自身のライフスタイルや価値観に大きく関わる要素であり、自由に選べないことは大きなデメリットとなりえます。建築条件付き土地では、業者のパッケージに沿ったプランを選ぶことがほとんどで、オーダーメイドの自由度は大幅に制限されます。
たとえば、ある家族がエコロジーを重視し、自宅全体を自然素材で建てたいと考えていたとします。しかし、彼らが契約した建築条件付き土地では、自然素材を全面的に使用することができず、一部のみの使用にとどまりました2。彼らの理想とするエコロジカルな家を建てる自由を、建築条件付き土地が制限したのです。
建築条件付き土地は、ある程度の便利さと引き換えに、自由度を制限する可能性があります。自身の理想とする家を具現化するためには、建築条件を付けずに土地だけを購入し、自由に業者を選び、自分の好きなように家を建てることが望ましいでしょう。
建築費用の問題点
建築条件付き土地における問題点は、建築費用の透明性が欠けることです。土地と建物の価格が一体となったパッケージプランでは、個別のコストが不明瞭となり、正確な費用評価が難しくなります。
建築条件付き土地の場合、土地と家の価格が一体化されていますので、具体的な家の建築費や土地の価格が明確ではありません。これは、消費者が適正な価格を判断する上で障害となり得ます。実際、日本消費者協会によると、建築条件付き土地の購入者の約30%が、費用の内訳が不明確であることに不満を感じているとのデータがあります1。
具体的な例として、ある消費者が建築条件付き土地を購入したとき、総費用は明らかでしたが、その内訳が詳細には明示されていませんでした2。結果として、彼は自身がどの程度の価格で土地を、またどの程度の価格で家を購入しているのか、正確には把握できずに契約を結んでしまいました。
建築条件付き土地を選ぶ際には、費用の透明性の問題を考慮することが重要です。費用の内訳が明確でない場合、適正な価格評価が難しくなり、不利益を被る可能性があります。そのため、費用の詳細が明らかであるプランを選ぶことが推奨されます。
満足のいく建築会社選びができない
建築条件付き土地を選ぶときの問題点は、理想の建築会社とマッチングすることが難しい点です。土地の価格に建築費が含まれているため、自由に建築会社を選ぶことができず、必ず土地の売主である建築会社に依頼しなければなりません。
自由に建築会社を選べないということは、自分の理想とする家づくりを実現することが難しくなる可能性があります。具体的には、デザイン、品質、価格など、家づくりにおいて重視したいポイントについて、妥協が必要になることがあります。実際、一般社団法人住宅新報による調査では、建築条件付き土地を選んだ消費者の約40%が、建築会社の選び方に不満を持っていました1。
消費者の意識調査によると、ある家族は自分たちのライフスタイルに合わせた家を建てたかったため、自然素材を使用し、家族のコミュニケーションが生まれやすい間取りを希望していました。しかし、彼らが選んだ建築条件付き土地の建築会社は、そういった要望に対応してくれなかったため、彼らは納得のいく家づくりができませんでした2。
自分たちの理想にマッチする建築会社を選べることは、納得のいく家づくりにとって非常に重要な要素です。そのため、建築条件付き土地ではなく、土地と建築会社を別々に選ぶことを検討することをおすすめします。
建築条件付き土地の後悔事例と問題点
建築条件付き土地の後悔事例と問題点を解説します。
建築条件付き土地のトラブル事例
建築条件付き土地は一見便利に思えますが、様々なトラブルが起こる可能性があります。その原因は「契約締結の際の不透明性」や「業者との認識のズレ」や「隠された費用」など多岐にわたります。
日本の消費生活センターの報告によると、2018年には建築関連の相談件数が14,972件と、前年比で1.8%増加しました。この中には建築条件付き土地に関するトラブルも含まれています。特に多いのは、契約後に思わぬ追加費用が発生した、納得いく品質の家が建たなかった、建築後のアフターサービスが不十分だったなどの問題です。
次に一つの、実際のトラブル事例を挙げます。
ある消費者は、建築条件付き土地の契約をした後に、見積もりに含まれていなかった地盤改良費用が発生したというケースです。最初の見積もりでは、地盤調査費用は含まれていたものの、途中で改良費用は見積もりから外されていました。そのため、消費者は予想以上の出費を強いられることとなりました。
建築条件付き土地の契約には注意が必要です。契約の内容をよく理解し、隠れたコストがないかを確認することが重要です。また、購入を検討する前に業者の評判を確認することもおすすめします。トラブルを避けるためには、十分な情報収集と理解が不可欠です。
これは例として出させていただきましたが
建築条件付きに限らず
家の契約する場合には起こり得る問題です。
しっかりと理解してから契約しましょう。
建築条件付き土地の潜在的な問題点
建築条件付き土地には隠れた潜在的な問題点も存在します。これらは契約時点では予見できないものの、長期的な視点で見ると重要な問題となりえます。
建築条件付き土地の潜在的な問題点の一つは、家のリセール(再販)価格に影響を及ぼす可能性がある点です。統計によると、一般的なマイホームの価格は建築後10年で約70%、20年後では約50%にまで落ち込むと言われています。しかし、建築条件付き土地で建てられた家は、デザインや構造が一般的な家よりも特殊であるため、再販価格がさらに下がる可能性があります。
具体的な事例として、ある消費者が購入した建築条件付き土地の家が、数年後のリセール市場で予想よりも低い価格で売却されるというケースがありました。この家は特異なデザインで、一般的な需要に合わなかったことが、低価格で売却される結果につながりました。
建築条件付き土地は、一見すると費用や時間の節約につながるかもしれませんが、長期的な視点から見ると、再販価格の低下などの潜在的な問題点があります。契約の際には、単に初期コストや建築期間だけでなく、長期的な視点からもリスクを考慮することが重要です。
同業者をあまり悪く言いたくはないが、
建築条件付きだと言うことをいいことに、建物(家)の見積もりがあまりにも高いところが結構あるのが現状です。
メーカーを選べないので、相見積もりも取ることもなく
業者の言い値の良い客🦆な人が多いです。
こわい・・・・
建築条件付き土地をおすすめする人・おすすめしない人
建築条件付き土地がおすすめな人とおすすめしない人の特徴を解説します。
建築条件付き土地が合っている人 | 建築条件土地が合わない人 |
---|---|
元々、建築条件付きのメーカーで建てたかった人 どうしてもその土地を買いたい人 | 好きなメーカーを選びたい人 値引きをして安くしたい人 見積もりが明確に出して欲しい人 ゆっくりと時間をかけたい人 好きな間取りや建てたい間取りがある人 |
建築条件付き土地をおすすめする人
建築条件付き土地がおすすめな人は次の二つです。
- 特定の建築会社が好みのデザインや品質を提供していて、その会社との契約を考えている人
- 土地選びに優先度を置き、特定の立地条件がクリアされた土地を求めている人
基本的にはこの2種類の人が建築条件付きの土地を買っても良い人です。
❶元々、その会社で建ててもらいたいなと思ってた人
❷どうしても、その土地が欲しい人
建築会社によって得意なデザインや施工の質は異なります。そのため、特定の建築会社との契約を希望する人にとっては、その会社が売主となっている建築条件付き土地は最適な選択となる場合があります。
土地選びと家づくりを一貫して行うことで、手間や時間を大幅に省くことが可能です。これは特に忙しく、自分自身で全てを手配する時間がない人にとって有効な選択です。
市街地や駅近といった好立地の土地は、多くの場合、建築条件付きで販売されることが多いです3。そのため、立地条件を重視する人にとっては、建築条件付き土地は適した選択となりえます。
建築条件付き土地は一定の制約がありますが、自分のニーズに合致した特性がある場合には、適切な選択となることがあります。自分のライフスタイルや家づくりに対する考え方、時間や費用の制約を考慮し、最適な選択をすることが重要です。
建築条件付き土地をおすすめしない人
建築条件付き土地がおすすめしない人は次の三つです。
- 自身の好みや要望に基づいたオーダーメイドの家を建てたい人
- 多くの建築会社から見積もりを取りたい人
- 土地購入と家づくりのタイミングを別々に考えたい人
建築条件付き土地は、売主となる建築会社が提供するプランに基づいて建築が進むため、自身の細かな要望を反映させるのが難しいことがあります。
建築条件付き土地では、土地を買うと同時に建築会社が決まるため、多くの建築会社から見積もりを取ることが難しいです
建築条件付き土地は土地の購入と建築の契約を同時に行う必要があります。そのため、土地を先に購入して、家づくりを後からじっくり考えたいという人には不向きな選択となります
建築条件付き土地は一部の人にとっては有益な選択肢ですが、全ての人にとって最善の選択肢とはなりません。自分自身の要望や、家づくりに対する考え方をしっかりと整理し、最適な選択をすることが重要です。
まとめ:基本的には建築条件付き土地は買うな!
買って良い人 | デメリット |
---|---|
元々、建築条件付きのメーカーで建てたかった人 どうしてもその土地を買いたい人 | 好きなメーカーを選びたい人 値引きをして安くしたい人 見積もりが明確に出して欲しい人 ゆっくりと時間をかけたい人 好きな間取りや建てたい間取りがある人 |
はじめにお伝えしたとおり、建築条件付き土地はおすすめしません。デメリットが多すぎます。買うべき人もその土地をどうしても気に入った方。土地重視の方だけとなります。
私の経験上、大型分譲地で綺麗に整備された土地は売れやすいのです。そのため、コストは一括で整備したからかかってないにも関わらず同様の地域の土地と比べた際に高いことすらあります。そんな時に悪い営業さんは
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私が買いたいくらいですよ!
とこんなことを言ってくる人もいるでしょう。本当にその土地が気に入っている時以外はできる限り建築条件付き土地は避けるようにしましょう!
そして、建築条件付きの土地で契約された方は、見積もり・営業の言葉を鵜呑みにせずに本当にそんな値段がかかってしまうのかしっかり見極めましょう!
これ、高くないですか???
と、提言するだけでも違うと思います。また、提言する際は、ネットなどでいくらかかったか調べて客観的な数値を見せることで釘を刺すことができます。
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