「一条工務店」の窓に関するルールや設計ポイントを詳しく解説します。窓のサイズや位置の決め方、一条ルールの考え方など、住まいづくりに役立つ情報をわかりやすくまとめました。家の明るさや通気性を高めるためのポイントを知りたい方必見です。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。つばめです。
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一条工務店の窓にかかわるサイズや位置の決め方、ルールについて解説します。一条ルールの中で窓のサイズや設置する窓の種類や配置に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
本日は一条工務店の窓にかかわるルールについてお伝えしていきます!
・一条工務店の窓にかかわるルール、種類、特性がわかる!
・窓のサイズや位置を決めるポイントが知れる!
結論
一条工務店の窓にかかわるルールは難しくありません。1つ1つ確認すればすぐに理解できる内容になります。標準仕様として採用している窓の性能も一条工務店ならではのハイスペックの仕様です。
ただ、窓のサイズや位置を決めるには、法律の観点、敷地周辺の条件、ご自身のこだわりなどいろいろな角度から考える必要があります。
打ち合わせまでに、建築地の隣家状況など改めて確認をした方がより満足のいく家になります。時間が許すのであれば、最低でも昼と夜の2回は確認したいです。
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一条工務店の窓に関するルールの基準とは
一条工務店で家を建てる時に、設計段階でいろいろな制限を定めている「一条ルール」が存在します。
もちろん、窓のサイズや設置位置に関しても「一条ルール」で決められていますので、以下の点に特に注意が必要です。
部屋に設置できる窓の数
標準仕様で設置できる窓の数は部屋の広さによって決まっています。
ただし、常識の範囲で部屋に必要な数は設定されてますし、1部屋のとらえかたで上限が変わるので気楽に考えてもとくに問題はございません。
小窓をたくさん設置してデザイン性を高めたいなどの要望があるときは、ルールに縛られますので注意が必要です。
窓の設置高さ
窓の設置高さに「一条ルール」があります。
床面からの窓の高さに対して制限があり、窓の下辺が床から99mm以上の位置に設置しないといけません。
床面から窓が取り付いているデザインの内観イメージを持っている方は、一条工務店では対応できないという認識を持つことが大切です。
また、人通りが多い面に設置する窓はプライバシーの関係上、高めの設置がおすすめされてます。
オプション扱いになる窓
「一条ルール」では、居室以外の空間の窓はFIX窓が標準になり、開き戸はオプション扱いになります。居室以外の空間とは、廊下、階段、トイレなどの人が長時間にわたって滞在しない部屋のことです。
性能の高い一条工務店の高気密・高断熱の家では、窓を開けて強制的に換気する必要性はあまりありません。
また、浴室の窓は標準での設定がありませんので、必要であればオプションで付ける必要があります。ただし、窓の手入れやプライバシーの観点から浴室に窓がなくても、換気扇さえあれば機能的には十分です。
一条工務店で選択できる窓の種類
一条工務店で選べる窓は以下の4種類になります。
- FIX窓(はめころし窓)
- 開き窓
- 引き違い窓
- 一体型連窓
各種類の窓について、特性を説明いたします。
FIX窓(はめころし窓)
FIX窓は、開けられないという特性を持つ窓です。開けられないということは、もちろん、窓を開けて換気をおこなえません。
デメリットに感じるかもしれませんがメリットもたくさんあり、網戸を設置する必要もなく、虫、花粉、PM2.5などが窓からの侵入を防止できます。
また、一条工務店のように第一種換気システムを採用している住宅にとっては家の気密性能を向上させます。
ですので、住宅の性能が高い一条工務店の家とFIX窓の相性はとても良い窓になります。
開き窓
開き窓は、開けた窓が外側に突き出るという特性を持つ窓になります。窓を閉めた状態で隙間が少なく、開閉可能な窓の中で気密性は高い方です。
一条工務店の家では、窓を開けて自然換気する必要はほとんどありません。
ですが、換気したい場合、窓本体が外部に突き出るため風を室内に引き込む効果があるので効率よく室内の換気をおこなえます。
引き違い窓
引き違い窓は、窓を左右に移動させて開けるという特性を持つ窓で、いちばん多く住宅に採用されている窓です。
2枚のサッシがすれ違うことで窓を開ける構造上、かさなり部分に隙間ができるので気密性能は他の窓より劣ります。
ただし、メリットは大きいサイズの窓に対応ができる点で、自然光を室内にたくさん取り込むことが可能です。
一条工務店はサイズのバリエーションがいちばん多いので、部屋の用途をかんがえてサイズを選択できます。
一体型連窓
一体型連窓は、FIX窓と開き窓をつなぎあわせたデザイン性の高い窓です。2種類の窓をつないでいるので大きいサイズの窓です。
窓同士のつなぎめの関係上、一条工務店では選べるサイズのバリエーションがもっとも少なくなっています。
おしゃれな家に住みたい時は一体型連窓を上手に配置し、外観デザインに変化を生み出す事も可能です。
一条工務店のサッシの特性と住宅商品シリーズについて
一条工務店の住宅の窓は、一部シリーズを除き「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」が採用されてます。断熱性能と防犯性能の両方を高いレベルで実現している窓で、他のハウスメーカーではオプション扱いになる窓が標準仕様です。
住宅性能なら一条工務店の名に恥じない世界トップクラスの断熱性能があります。
窓は熱の出入りがもっとも多く、住宅の室内環境に影響が大きい部分です。窓の断熱性能が高ければ、冷暖房費用の削減、結露を抑えカビやダニの発生リスクの低減など金銭面でも健康面でもたくさんのメリットがあります。
防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシの特性
防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシは、熱の伝わりにくさを表す熱貫流率(0.73W/㎡・K)は窓の性能は世界トップクラスの数値です。また、強化ガラスの強度は一般的なガラスより7倍も高い性能があります。
防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシの特性を4つ解説します。
トリプルガラス仕様によるツインLow-Eで熱を徹底制御
トリプルガラスの室外側と中央のガラスにLow-Eガラスを採用することで、日射の遮熱と、室内の断熱を同時に実現しています。
夏は外から入ってくる日射熱を遮り、冬は外部にでていく暖房した熱を断熱する構造で、複層ガラスよりも高い断熱性能があるガラス仕様です。
アルゴンガス入りの中空層
トリプルガラスの中空層には、一般的に使用する空気の熱伝導率よりも低いアルゴンガスを充填しています。アルゴンガスの熱伝導率の低さは、なんと空気の約1.5倍です。
熱伝導率が低い樹脂サッシ
窓を構成するサッシにも熱伝導率の低い樹脂サッシが採用されてます。樹脂サッシの熱伝導率の低さはアルミサッシの約1000倍です。
結露の発生を徹底的に抑えるのは、高気密高断熱の家ではかかせない要素になります。
安心できる防犯合わせガラス
防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシの防犯合わせガラスは、強化ガラスと室内側のガラスの2枚を厚さ3mmの樹脂膜で圧着してます。
そのため、ガラスの打ち破り行為や台風などの強風で飛来物がぶつかったとしても簡単に破られません。犯罪や天災に対しても安心した生活が過ごせます。
防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシの住宅商品シリーズ
一条工務店で防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシが標準仕様の住宅商品シリーズは以下になります。
- グラン・スマート
- グラン・セゾン
- アイ・スマート
- セゾン
- セゾンA
- ブリアール
- 百年
ちなみに、一条工務店のアイ・スマイルやハグミーの窓は、「複層Low-Eガラス付き樹脂サッシ」が標準仕様のシリーズです。防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシと比べると性能は見劣りしてしまいます。
ですが、一条工務店以外のハウスメーカーは「複層Low-Eガラス付きアルミ樹脂複合サッシ」を標準仕様とし、樹脂サッシはオプション扱いの会社も数多く存在しています。
規格住宅商品のアイ・スマイルやハグミーでも十分に断熱性能が高い窓の仕様です。
窓のサイズや位置を決める5つのポイント
窓のサイズや位置は家のデザインや住みやすさをほとんど決めてしまいますので、内観、外観の両方の視点から考えないといけません。ポイントは以下の5つになります。
- 自然光の取り入れ方
- 換気の効率性
- 防犯に対する意識
- 家具の配置
- 外観のデザイン
自然光の取り入れ方
必要な窓の大きさは建築基準法の採光計算というルールで決まっていて、窓のサイズを考えるときは必ず基準をクリアしないといけません。
自然光を部屋に取り入れるには、シンプルに大きいサイズの窓を設置することが安価で効果的です。ただし、隣家のサッシ位置、土地の高低差、道路の位置など周辺の状況をみてからの判断になります。
また、小さ目の窓や細長い窓をたくさん設置して自然光を取り込む方法も可能ですが、コストがかかります。
家の正面側など外観デザインを考えた上で、ポイントを絞って対応する必要があります。
換気の必要性
各居室の必要な換気量についても、建築基準法の換気計算というルールがありますので、
開閉できる窓のサイズは決まっています。
効率的に居室を換気したい場合、窓のサイズに関係なく開き窓が最適です。
開き窓は窓本体が外部に突出する構造ですので、風の通り道の壁になり風を室内に引き込む効果があります。
一条工務店の家はつねに外部の新鮮な空気を室内に取り込む第一種換気システムを採用しています。ですので、法律に適合するためだけに開閉できる窓の数を減らした設計もできます。
防犯に対する意識
開閉できる窓については出入りの必要性を考えつつも、窓のサイズや配置を工夫して防犯性を高める必要があります。
路地面、1階屋根の位置、隣家の窓やバルコニー位置など周囲の条件によっては、小さめの窓やFIX窓が選択肢になります。
また、勝手口はサブの出入口としてなにかと便利ですが、防犯上もっとも弱点になる窓です。人目がつかない位置に設置するのは避けて、外観でも目立たない位置に配置することをおすすめします。
家具の配置
家具の寸法や配置を考えて、窓のサイズや位置を考えるのも重要なポイントです。
新築した家に入居した後、家具の配置が自分の思い通りにできるように窓のサイズや位置は事前に計画しておくことが必要になります。
外観のデザイン
窓のサイズや位置は、外観のデザイン性に大きく影響します。
屋根の形状、バルコニーや吹き抜けの位置などの間取りの違いによって、もっともデザインとして落ち着く窓のサイズと位置は変わります。
理想の外観イメージを思い浮かべながら、3Dパースなどで確認しながら決めていくことが重要です。
その他制限事項について
窓に関係する「一条ルール」には以下の制限事項もありますので、設計時にはくれぐれも注意する必要があります。
- 住宅の四隅に窓を設置することはできない
- トップライト(天窓)の設置はできない
- 開き窓の形状は、縦長窓に限定
- 準防火仕様の選べる窓の種類が減る
- 室内窓については、FIX窓のみ対応が可能(ただし、オプション扱い)
- 他メーカーの窓を施主支給でも設置は不可
- ハニカムシェードはオプション扱い
窓に関する項目だけでも制限事項がたくさんあり、すべてを考慮した上で窓のサイズや位置を決めるのはとても大変です。
打ち合わせを十分に活用して、自分の理想とする窓を選択できるように心掛けましょう。
まとめ:【一条工務店】窓のサイズや位置の決め方、一条ルールを徹底解説!
窓に関わる「一条ルール」はいくつもありますが、なんとなくイメージができましたでしょうか。
窓は家づくりの大切な建材になります。理解を深めたのちに打ち合わせに望みたいです
また、窓のサイズや位置の関するポイントは「一条ルール」を確認した上で、家の方位や隣家の間取りなどから決定することです。
住宅は人生で一度の大きな買い物になりますので、事前にたくさんの情報を入手して後悔が少なくなるようにしましょう。
一条工務店の性能は業界内でもトップクラスで、とてもおすすめできます。しかし…
コストパフォーマンスよく家を建てたい人は性能重視でコストが掛かる一条工務店さんは向いていないかも知れません。
価格帯が安い工務店もあるので自分の住んでいる地域にないかを探してみましょう。
情報収集には住宅カタログ一括請求がベストです。情報収集が簡単で、家でゆっくりと検討もできます。
まだいろいろなカタログを見比べていない方は絶対にするべきです。
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